分野紹介
Introduction
情報システム分野について
> About Information System
情報システム分野では,ハードウェアからソフトウェア・プログラミングまで広く楽しく学ぶことができます。また,例年クラスには面白くて物知りな人技術オタクもいて愉快です。パソコンを触るのが好きな人や,数学・プログラミング・パソコンなどに興味のある人におすすめです。
情報システムのカリキュラム
> Curriculum of Information System

本校では工業科の専門高校のカリキュラムを基本とし,普通強化と専門教科担当の教諭が相互に連携する教育を行っています(公式HPより)。
その内,情報分野に設定されている専門科目は以下のようになっています。


専門科目一覧 (R.4年度)
教科 科目名 必修 選択
1年 2年 3年 小計 類型 自由
工業 科学技術基礎実験 4 4
グローバル社会と技術 1 1
工業情報数理 2 2
科学技術研究 4 4
先端科学技術入門 1 1
課題研究 4 4
ハードウェア技術 2 2 0, 2
ソフトウェア技術 2 2
プログラミング技術 3 1 4
コンピュータシステム技術 1 1
合計 7 10 8 25 0 0, 2

多数ある専門科目のうちからいくつか内容を紹介します。

※情報は全てR.4年度のものであり,今後変更となる可能性があります。

〈1年〉科学技術基礎実験

1年生は特定の分野に所属せず,それぞれの分野の基礎を幅広く学びます。前期授業テーマの一部を紹介します。

  • 抵抗の製作と測定
  • コンピュータの演算
  • 電気と磁気
  • 交流回路の基礎
  • ダイオードと整流回路

 etc . . .

〈1年〉グローバル社会と技術

この科目では社会課題を解決するために必要なことについて各分野からの視点で学びます。授業テーマは以下のようになっています。

  • 電力
  • 技術者倫理
  • 情報モラル
  • 都市
  • 環境と人間
  • メカニズム
〈2年〉科学技術研究

この科目では1回4時間の授業にてハードウェアないしはソフトウェアについて専門的な内容を学び,学んだことを実験し確かめます。実験の結果や考察について課題として各自レポートにまとめるので,嫌でもレポート作成が上手になります。授業テーマは以下のようになっています。

  • A. オシロスコープの使い方
  • B. Python
  • C. 論理回路
  • D. C言語
  • E. コンピュータ制御Ⅰ
  • F. コンピュータ制御Ⅱ
  • G. Tr. パルス回路
  • H. OPアンプ
  • I. Google Apps Script
  • J. ライントレーサの製作
〈2年〉先端科学技術入門

東工大の先生にお越しいただき,専門的な内容について講義をして頂きます。普通の高校では受けられない,かなり専門性の高い特別な授業です。

  • 情報暗号化
  • ビッグデータ
  • 信号処理
  • 音声認識
  • 光通信
  • 半導体
〈3年〉ソフトウェア技術

この科目では1回2時間の授業でUNIXの設計思想から簡単な使い方までを課題を解きながら学びます。授業で取り扱う内容には以下のようなものがあります。

  • プロセスの操作
  • テキストファイルと文字コード
  • ファイルシステムと名前空間
  • シェルとその機能
  • シェルスクリプト
  • ユーティリティとフィルタ
  • 正規表現
情報システムの実績
> Achievement of Information System

第10回サイエンスセミナー 2022 in 江戸川大学

  • 【STEM 課題研究部門 優秀賞】

    「画像圧縮のアルゴリズムの研究」

  • 【課題研究部門 優秀賞】

    「キーボードの画像認識による楽譜作成ソフトの開発」

  • 【データサイエンス部門 特別賞】

    「より良いゴミ箱設置場所を提案し清掃の効率化を図るソフトの作成」

U18 IT夢コンテスト2022

  • 【神奈川県教育長賞】

    「音声解析と動画認識の融合~動画解析によるキーボードの自動採譜ソフトの開発~」

情報システム分野 FAQ
> Frequently Asked Questions for Information System

よくある質問などをまとめました。

Q. 男女比はどのくらいですか?

A. ガリガリくんの当たりの割合くらい(女子が)

Q. どんな人がいますか?

A. 変な人ばっかりです。
が,みんな個性豊かで愉快です。

Q. 授業は難しいですか?

A. 多少難しいかもしれないけど情報系や数学が好きであれば全然苦ではない範疇なはず。

Q. どのくらいプログラミングしますか?

A. プログラミングがメインの授業はプログラミング技術のみで週2時間です。科学技術研究のテーマによってはプログラミングが入ってきたりします。また,ソフトウェアだけではなくハードウェアの学習も同じくらいの割合で入ってます。

Q. クラスの雰囲気はどんな感じですか?

A. 楽しい感じ(当社比)

Q. レポートの量はどんな感じですか?

A. 2年生の1学期は本当にヤバイ。マジで。本当に。ガチ。ありえん。
1週間に1つのレポートなので,しっかりと計画的にこなせば問題ないはず(でした...)

Q. 自分のPCは必要ですか?

A. あると便利。学校でレポートを書いて近くのコンビニで印刷できる。PCを使う系の授業は自分のPCで受けられる。授業中にレポート作成やゲームができる。

Q. 縺昴s縺ェ縺薙→繧医j縺翫≧縺ゥ繧薙◆縺ケ縺溘>

A. undefined

情報分野2年の時間割
> Timetable of Information System student - 2nd grade

今年度(R.4年度)の情報分野2年の時間割は以下のようになっています。

カリキュラム変更の影響によって来年度以降は変わると思われます。たぶん。おそらく。きっと。

Mon. Tue. Wed. Thu. Fri.
1 プログラミング技術 物理 数学Ⅱ 現代社会 保健
2 コミュニケーション英語ⅡA 現代社会 数学Ⅱ 数学Ⅱ
3 電気基礎 科学技術研究 化学 電子回路 コミュニケーション英語ⅡA
4 化学 数学B 家庭基礎
5 現代文B 現代文B コミュニケーション英語ⅡA 体育
6 先端科学技術入門 コミュニケーション英語ⅡB 数学B
7 物理 ホームルーム
情報分野3年の時間割
> Timetable of Information System student - 3rd grade

今年度(R.4年度)の情報分野3年の時間割は以下のようになっています。

3年生では類型選択と自由選択の授業があります。

こちらもカリキュラム変更の影響によって来年度以降は変わると思われます。

Mon. Tue. Wed. Thu. Fri.
1 類型選択 コミュニケーション英語ⅢB コミュニケーション英語ⅢA 課題研究 類型選択
2 類型選択 日本史A 類型選択 類型選択
3 類型選択 体育 ソフトウェア技術 現代社会
4 現代文B 保健
5 日本史A コミュニケーション英語ⅢB 自由選択 グローバル社会と技術・応用 ハードウェア技術
6 コミュニケーション英語ⅢA 家庭基礎 自由選択 プログラミング技術
7 ホームルーム
【実録】 情報システム分野生徒の1日
> A day of Information System student

豆腐生の生活リズムは基本的にバグっていますが,レポート提出前日になるともっとバグり散らかします。

怠惰を極め,提出前日になるまでレポートを作成し始めないのはもはや慣習になっています。よくない。

これは一部の生活リズムが狂ってしまった生徒の例です。

普段
レポート締め切り前日
課題研究活動

Project study

課題研究について
> About Project study

本校では,3年次に各分野それぞれ個人ないしはグループでテーマを設定し研究活動を行います。

今年度では8つのグループに分かれ,各々が興味のあることについて楽しく研究しています。

課題研究概要集
> Abstracts of Project study

今年度の課題研究の各テーマについての概要スライドです。

スライドはドラッグ/スワイプでめくることができます。
また,「スライドを詳しく見る」を押すとより大画面でスライドを見ることができます(SlideShareへリダイレクトされます)。

りんご版Chromeでは正常に動作しない場合があります。PCから閲覧するか,Safariとかいうイカれたブラウザを使うか,諦めてアンドロイド君搭載端末を購入してください。

画像処理を用いて検出した目標物の小型無人機による追跡システムの開発
色覚特性に応じた視認性向上のための文字画像変換システムの開発
画像圧縮のアルゴリズムの研究
災害時の安全な避難経路を提示するアプリの開発
アドホック通信による災害時のデータ伝達手段の開発
より良いゴミ箱設置場所を提案し清掃の効率化を図るソフトの作成
キーボードの画像認識による楽譜作成ソフトの開発
統計的処理を用いた地方移住希望者と地方自治体のマッチングサービスの開発
文化祭の様子
A scene from the school fes
弟燕祭について
> About TEIEN-FES

各学年に応じたテーマによって今まで学習した専門的な知識を学校外へとアピールするイベントです。生徒たちが自ら企画を考えることで,各分野の特色を大きく表しています。また3年生は,毎年課題研究の発表を行っており,校外から注目を集めています。

が,ここ数年は新型感染症の影響により一般公開はされていません。かなしい。
なので雰囲気を味わうことのできるよう,会場の様子を公開します。

パノラマ画像になっているのでドラッグだかスワイプだかで見渡すことができます。

Supported by Tokyo Tech Fund.